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April 2011

April 06, 2011

音楽は震災の最高の激励

Subject: 音楽は震災の最高の激励 ( ^ o ^ )
     Music is the most encouraging present for the quake victims


Bayreuther Festspiele, Furtwangler: Beethoven Symphonie No. 9



This is now the European Union Anthem!
当 ORFEO 盤は Bayerischen Rundfunks バイエルン ラジオ放送局のオリジ
ナルテープを使用した、Wilhelm Furtwanglerによる 7/29/1951 バイロイト
音楽祭の第9"合唱"。ライブというふれ込みで知られてきた EMI 盤は、
この日の演奏とは異なるものから明らかに編集・修正を施されている...
とのライナーノーツ。70 年代から、EMI盤 LP Breitlang stereo、
CD Breitlang、足音・拍手入り盤、Delta Classics による復刻盤と聴いて
きて、永年のファンには信じがたいことである。

輸入し現在慎重に聴いている。

ORFEO 盤 74' 32   EMI日本 TOCE-3007 Breitlang stereo 8/30/1995販
1 Mov 18' 10     17' 46
2 Mov 11' 56     11' 56
3 Mov 19' 23     19' 33
4 Mov 25' 01     24' 54
Timing 2楽章は同じ、3楽章は当盤が10秒短い。両端楽章はよりゆっくり
めに演奏されている。例のアゴーギクによって緩急自在なものだし、
両者の仕方は非常に似通っている。

ORFEO盤 冒頭からある種の雑音や、臨場感には気づかされ、聴衆の咳も
はっきり聞こえる。モノラルの音を差し引いても、管楽器の美しさ、弦を
含めたより緻密な明確なアンサンブル。極端なピアニシシモをはじめと
して、ダイナミックスは大きく、フォルティッシモ、アタックの迫力、
リズムの切れ、低弦のピッチカート... いつものフルトベングラー節。

合唱入りの4楽章は、聞き所も多い。Freude!(Bass) Freude!(合唱)は、
一瞬の遅れもなく見事に決まっている。ここで初めて声出す合唱のアイン
ザッツとして指揮者は前2拍を足で踏んでいる。(実演の彼ならやりかね
ないが、"1,2,3"と明確) 足音によるアインザッツは、1拍のものが
他でも聞き取れる。ソプラノソロのシュワルツコップも、時に上ずって
いないか、と聞こえるし、圧倒的な終楽章の仕上がり。

しかし、疑似ステレオ盤を持っておられれば、広い音場や自然な楽音は
捨てがたい。今更、どちらのプロダクションが本物、偽物の議論を
リスナーがするメリットは少ない。どちらもすばらしいし、EMI 盤は
(リハーサルとしても)バイロイト音楽祭の第9の名を高めてきた。
どちらが、音楽的に優れているか。これはリスナーそれぞれ判断は
分かれるかも知れない。

今は ORFEO 盤を中心に聴いているし、私の嗜好はこちらに傾いた。最初に
書いた事実が真実であるとして、それを受け入れるのには時間がかかる。
何100回、何1,000回となく聴いているのだから。

それにしても、巨匠のテープは、戦時下のものは放送局からごっそり
盗まれたり、ピッチ改変してまで売られたり(ウラニアのエロイカ)、
他にも書いたが、商業主義にまみれている。

世界一熱狂的な、極東日本のファンに答えるよう、各プロダクションには
釘を刺したい。

EMI の Breitlang ステレオ盤 (LP、CD)、足音拍手盤がリハーサル
との編集として、ライブ盤の ORFEO。Total 3 disks!

参考:
Furtwangler.doc (英語)

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